2017年3月8日水曜日

Atomプロセッサ搭載機

省電力に魅かれてAtomプロセッサを搭載したAcer Aspire Revoを6年ほど前に購入してしばらく使用していたがあまりのノロサに辟易して、丁度1年前にドスパラのスティックPC DG-STK2S (Atom x5-Z8300 プロセッサー搭載)を購入した。当時のAtomの中ではかなり速い部類のはずだが、1年間使ってみた結論としてお勧めできない性能と言わざるを得ない。

主な用途は、オラソニックのUSBスピーカーを接続して、X-Appliやインターネットラジオのプレイで、長時間流しっぱなしにすることから省電力がよかろうと思ったのだが…。

  • X-Appliについては大概の音楽はプレイできるが、極稀に音が途切れ途切れになるCDがある。(以前は必ずそのCDの特定の場所で起こっていたのだが、いま改めてプレイすると正常なようだ)。
  •  インターネットラジオは、プレイ自体は問題ないが、radikoのようにリッチな作りのサイトでは、目的の放送局を選ぶまでの反応がかなり遅い。niconico生放送で番組表を利用する際にももっさり感がかなりある。
  • どちらのアプリも、裏でカスペルスキーの定義ファイル更新が始まると使い物にならなくなる。 
Atomプロセッサの問題ではなく、DG-STK2Sの不満としては、
  • 内蔵のファンが耳について煩い(音楽用に買ったのに…)
  • 1か月もたたずにファンが壊れてしまった。(過熱するとプロセッサの速度を落とす仕様のため、アプリケーションがロクに動作しなくなる。原因を突き止めるのに数日かかった)無償修理に出してもファンの音が気になるので、故障は放置したまま足つきの大きなクーリングファンの上に載せて冷却している。
  • ファームウェアでスリープ機能がサポートされていない。(電源メニューに表示がないので、ファームウェアの機能を確認するコマンドで、非サポートになっていた。 )このため、そこそこ高速とはいえ毎回OSとブラウザの起動を1分近くまたされる。 
 Atomプロセッサは去年開発中止になったので、ユーザーが増えることは無いと思うが。

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